Author: mome-jp

  • 『奇天烈相談ダイヤル』これがフリーゲーム?怪異判定アドベンチャー

    『奇天烈相談ダイヤル』これがフリーゲーム?怪異判定アドベンチャー

    まず、なぜ唐突にこのゲームを取り上げたのかというと。自分でプレイして「これが無料でできていいのか!?」と感銘を受けたから。 小学生時代には『学校の階段シリーズ』『怪談レストランシリーズ』を読み漁り、インターネット黎明期にパソコンを初めて触ってから幾ばくもなく2ch(現5ch)のオカルト板住人となった暗黒の歴史を持ち、今でも都市伝説大好きな私が興味を持たないわけがない。 ちなみに幽霊は信じていません。いたら怖いからね。 『奇天烈相談ダイヤル』はどんなゲーム? さて、まずは以下にあらすじを引用。 舞台は怪異が実在する1994年の日本。 かつては畏怖の対象であった怪異が昨今ではイタズラや犯罪に利用され、真贋入り乱れる世の中となってしまった。 アナタは、都内に設立された無料電話サービス『奇天烈お悩み相談室』の新人相談員・ミサコとなり、まずはお試しで1週間、活動をしてみることにする。 ゲーム紹介文より キャラクターデザインを含めた登場人物や演出の雰囲気は70年代あたりを感じさせるレトロなものになっています。タイトルの「奇天烈」からもうすでにほんのりとレトロな空気を感じますもんね。なんでだろう、最近じゃあまり使わない単語なのもそうですが、やはり『キテレツ大百科』のせいですかね……。 キャラデザも藤子不二雄っぽさがあります。 時代設定は90年代とのことなのですが、公衆電話などにもテレビ電話が設置され対面での通話が気軽にできる世界観となっています。「90年代でそんなことできたの!?」となりますが、その点については開発者の笹森簀児さんが以下のようにコメントを出しています。 物語の時代設定ですが、我々の知る90年代ではなく『70年代に生きる人々が、当時に思い描いていたかもしれない90年代』となっています。ちょっと複雑ですが、パラレルワールドのお話だと思ってください。  開発者からのメッセージより なるほど。映画でもよくある、”昔の人が思い描いたちょっと先の未来”ということのようです。 インターネットが普及しておらず、口伝で噂が広まることの多かった70年代、『奇天烈相談ダイヤル』での中核を担う「怪異」全盛期ともいえる90年代の空気が漂っているのは納得です。 また、このゲームは『Papers, Please』というゲームから着想を得たと紹介文に記載がありました。なるほど雰囲気は似ているかもしれないと納得。 『Papers, Please』は架空の共産主義国家アルストツカと他国との国境を検問する入国審査官となって、入国者たちの審査を行っていくゲームです。入国希望者たちの中には、密輸業者、スパイ、テロリストなど自国の平穏(…)を脅かすような者から、故郷に帰りたい、家族に会いたいという切実な思いを持って入国審査に臨む者など様々です。 偽造パスポートを見破ったり、シナリオを進めていくことで出てくる検査用の機器を用いて危険物の所持を見抜いたりして、厳しく国境を管理しつつも、時には人情を優先して敢えて入国希望者たちを見逃す……ということもできるゲームです。ざっくりと。 『奇天烈相談ダイヤル』はインスピレーションを受けたに過ぎないのでゲームシステムは全く一緒というわけではありませんが、手持ちの資料と相手の言い分を照らし合わせながら真実を導き出していく流れは共通していると考えられます。 知ってる怪異も知らない怪異もたっくさんいる 実際にゲームをプレイしてみると子どもの頃に耳にしたことのある「口裂け女」「ババサレ」「さとるくん」や、心霊スポット?として有名な「犬鳴村」「杉沢村」、昨今インターネットで大流行した洒落怖出身の「八尺様」など、幅広い年代を抑えた数多くの怪異が登場します。 相談者と会話しながら資料を眺めていると「こんなのあるんだ……!?」と新たな怪異との出会いが待っているのです。やったね!そして、総勢100体の怪異が記録されているという資料は眺めるだけでも読み応えたっぷりです。 メインで登場するキャラクターの一人であるオーモリくんが怪異好きで、オカルト好きならピクッとしてしまう話題を振ってきたりします。私はこれが結構好き。 無料でここまで遊べていいのかというボリューム 制限時間の長さやライフの最大値、メモ機能の自動化・手動化を自身でオンオフすることができたり、クリア後にはD~Sのランク評価があり、難易度を上げて高ランクを目指すという楽しみ方ができます。 本作は周回前提に作られたゲームで、相談者や対象となる怪異はランダムとなっているため、単調にはなりにくいはず。とはいえいくつかパターンがあるはずなので、極めれば「これ進研ゼミでやったやつだ!」的なノリで進められるようになるのかもしれません。 ……進研ゼミのネタって今も伝わります? 相談室には、相談員を怪異から守るために特別なチカラが込められた『清めの塩』が用意されている。 ランクA以上を獲得すると解放される『達人モード』では、この清めの塩をスルーすることでワザと怪異に襲われるという酔狂なプレイを楽しめる。 やって来るのは『話を聞いた相手の元に現れる』怪異だ。もし相談者がこのタイプの怪異を相談してきたら怪異資料をくまなく確認することを忘れずに…。 周回プレイのスパイス 達人モード まだ遊び始めて間もないのでここまでの域に達していないのですが、これめちゃくちゃ面白そうじゃないですか!?うわー、やりたい。 ジャンル 怪異判定アドベンチャー プレイ時間 2~10時間(設定した難易度によって大幅に変動) ゲームオーバー あり エンディング分岐 あり 対象年齢 12歳以上推奨 ともかく、ぱっと概要を見ただけでも無料でここまで遊べていいのか!?というレベルです。 『奇天烈相談ダイヤル』はどこでダウンロードできる? 『奇天烈相談ダイヤル』は下記のサイトでダウンロード可能です。 ゲーム自体は無料でプレイ可能です。 投げ銭(チップ、寄付)や、投げ銭としての有料版(ゲーム内容は無料版と同じ)の購入も歓迎しているようなので是非! 『奇天烈相談ダイヤル』の制作元 『奇天烈相談ダイヤル』を制作したのは『法螺会』というインディーゲームサークルです。 他にも心霊ホラー、怪異ホラーを題材としたゲームを作っているので、お好きな方はぜひ遊んでみては。 私は『奇天烈相談ダイヤル』が初プレイ…というか、フリーゲーム自体がかなり久々のプレイだったのですが、本作がとても素敵な雰囲気だったので、開発中のゲームも追ってみようと思っております。 怪異好きなら『奇天烈相談ダイヤル』おすすめだよ…

  • 動画で使われる猫ミームとか元ネタとか

    なんだか最近、猫ミームが流行ってますよね。「ミーム」という単語が使われていたのが英語圏が主なので、日本語でも猫ミーム動画がたくさん観られるのが新鮮です。 TikTokはまだ足を踏み入れていないのですが、Instagramとかでcat memeを眺めていると無限に時間が溶けていくんですよね…。みんな面白いこと思いつくなあと。 猫ちゃんたちが可愛くて、人間よりも生々しさが無いのも良い。色々漁っていたので、自分用にまとめてみました。 Cat meme 猫ミームは死ぬほどあるので、とりあえず動画でよく使われてるやつを集めてます。 Huh Cat Huh(は?)と言っているように見える猫ちゃん。 ミーム動画では野太い声で「は?」と言っているのが印象的です。 @f417angelo #Meme #CapCut Ha?#fyp #fypシ゚viral ♬ original sound – Faith:) 元は「Ben」という猫ちゃん @benchonkycat telling me his bowl is empty#benchonkycat ♬ original sound – BenChonkyCat もちろん野太い声で「HUH」なんて言うわけもなく。ふくよかな肢体の可愛い猫ちゃんです。飼い主さんいわく現在ダイエット中だそう。 Sad Cat 猫ミームでよく見る何とも家ない悲しい顔をした猫ちゃん。Sad CatとかSad Sad Catとか呼ばれているのをよく見ます。 元は「Guang dang」という猫ちゃん 日本語表記するなら「グンタン」かな?本人(本猫)は別に悲しんでいるわけではなく、元々こういうお顔で、飼い主さんいわくおしゃべりな女の子の猫ちゃんだそうです。 私もGuangDangちゃんのInstagramを日々追いかけております。かわいすぎる! 起きてほしい View this post on Instagram A post shared by…

  • 【WordPress】the_category()をリンクなしで出力する

    【WordPress】the_category()をリンクなしで出力する

    通常のカテゴリー出力 特に指定の無い場合は上記のコードを使ってカテゴリーを出力しますが、デフォルトで各カテゴリーへのリンクも一緒に出力されます。 制作上、リンクは必要ない、つけたくないシーンも多々ありますので、カテゴリー名だけ出力したい場合は以下のように記載します。 リンクなしのカテゴリー出力 上記はリンクなし、<ul>,<li>なし、テキストでのカテゴリー出力のみとなります。

  • 最近あまり文章を書いていない

    最近あまり文章を書いていない

    近頃あまり自分の考えだとかを文章に起こして書き残すことが少なくなった。 TwitterもXに変わってからなんとなく見なくなってしまった。名前が気に入らないだとかCEOが好きではないだとかそういうことは全くなく、特に大きな理由もなく見なくなった。強いて言えばおすすめに表示されるコンテンツが薄っぺらく感じて興味が薄れたのはあるかもしれない。ともかく、見なくなったからアプリやサイトを開かなくなって、何かを書くこともなくなった。 話変わって、ちょっとした言い回しや名詞がぱっと思いつかない時が増え、脳の衰えを感じて背筋が寒くなったりする。 ゲームや映画が好きでよく見たりするから、日頃からそこそこ脳みそを使っているのではと思っていたけど、加齢がやばい(この得も言われぬ焦りを表現することに「やばい」という単語しか思いつかないのもやばい)のだなと。 痴呆の予防に日記が良いと聞いたから、重い腰を上げて文章を書くことを再開してみることにした。余談だけど、良いことがあったときに書き残しておくのは鬱にも良いらしいよ。 基本は独り言で、内容もぺらぺらだけど、一日を振り返ってインターネットの海に記憶の切れ端をばらまいて行く所存。 三日坊主でいられるかどうかもわからないけど。

  • Hello world

    コンテンツ整理しました。とりあえず最古の記事だけおいておきます。へへ。