独自ドメインの意味とSEOへの効果、取得する際の注意とか

2018年10月18日
投稿先 UTILITY

依頼で企業や個人のサイトを作ったり、自分で新しいことを始めてみようと思い立ってサイトを立ち上げたりする時にまず立ちはだかる課題、それは独自ドメイン。私は何故かドメイン取るのが好きで、「このドメイン欲しい!!!!」と思って取ってサイトを作っておきながら運用しなかったりする事がよくあります。(無駄遣いの極みです)

企業のサイトを制作するときには自分の時と段違いに頭を悩ませるのですが…。

ドメインを取得するときのポイント

  • 簡潔
  • 分かりやすい・覚えやすい
  • 用途に合わせて

まずはこれが基本だと思っています。上2つはまんまなのでイメージしやすいと思うのですが、3つ目がちょっとややこしいので最近流行りのSEO的な視点も交えて、実際に取得する際の注意点など自分の復習も兼ねて書き連ねていこうと思います。

もし検索でこの記事へ辿り着いた方はそれなりに理解した上で読まれているかと思いますが、迷える「ドメインって何ぞや?」勢のために軽く前置きとして説明しておきますね。

ドメインってなーに?

天下のWikipediaさんからドメインの説明を引っ張ってきました。

ドメイン名(ドメインめい、domain name)は、IPネットワークにおいて個々のコンピュータを識別する名称の一部。インターネット上においてはICANNによる一元管理となっており、世界中で絶対に重複しないようになっている。通常、IPアドレスとセットでコンピュータネットワーク上に登録される。
多くの場合、ドメイン名はその下位に1つまたは複数のホスト名を連ね、またドメイン名それ自身もホスト名である。
Domain Name Systemにより、ドメイン名を含むホスト名とIPアドレスとの変換が実行されている。

ドメイン名 – Wikipedia

ちょっと何言ってるかわかんないです。

Wikipediaさんったら相変わらずお堅い。

ざっくりと分かりやすく言い換えると、ドメイン=ネット上の住所のようなもの。

土地(サーバー)に店舗(サイト)を建てて、お客さん(一般ユーザー)が来やすいように住所(ドメイン)を掲げておく、といった感じです。

ドメインをあてがっていないサイトの状態はいわば住んでる場所を座標で教えられたようなものでしょうか…。
経度が139.762603で緯度が35.689461とか言われてもどのあたりに住んでるのかな?とか、どんな雰囲気の場所なのかな?ってさっぱりイメージがわきませんよね。でも東京都千代田区だったら「東京に住んでる」「経済的に余裕がありそう」なんてなんとなーく分かるわけです。

厳密に言えばドメイン名は自分で選べるものなのでこの表現はパーフェクトではありませんが、ニュアンス的なものを受け取っていただければと思います。

独自ドメインってなーに?

独自ドメインはドメインという括りの中にある、自身で取得できる独自のドメインのことです。このサイトでいえばmome.jpという独自ドメインを使っています。

例えばaaa.comというレンタルサーバーをbbbというIDで借りたときについてくる http://bbb.aaa.com/ となったドメイン 形式は、ドメインという括りの中でサブドメインと呼ばれています。この形式ですと、オリジナルのサイトであったとしても、第三者からするとaaa.comが持っているbbbのサイトに見えてしまうのです。

そこで、bbb.comという独自ドメインを取得して運用すると、aaa.comとは関係のない独立したサイトであることが一般ユーザーと検索エンジンにアピールできます。

検索エンジンからの評価(SEO)を気にしない個人の運営するクローズなサイトであればサブドメインのままでも問題ないのですがブランディングや信頼性が重要な、企業やフリーランスが運営する事業用のサイトなのであればbbbオリジナルのサイトであることが認識できるhttp://bbb.com/の独自ドメインを取るべきなのです。

ただし、グループ会社や子会社なのであれば、親会社のドメインを使ったサブドメインを作るのは有用です。サブドメインでサイト内容(コンテンツ)が似たカテゴリの商品やサービスを提供しているのであれば、少なからず親ドメインのSEO評価の恩恵を受けることができるためです。まったく違うコンテンツを提供していて、集客を目的としたサイト立ち上げなのであれば、別にドメインを取った方が効果的です。

トップレベルドメインの選び方

末尾についてる「.jp」や「.com」、最近は「.tokyo」や「.work」なんてものもありますね。これはトップレベルドメインといいます。

JPRSより

トップレベルドメインはgTLDccTLDがあり、さらに比較的新しめに登場したトップレベルドメインは新gTLDと呼ばれています。

どれでもいいと言ってしまえばどれでもいい。ですが、それなりにウェブについての知識がある人から見ると信頼性が違ったり、一般ユーザーの利便性にも関わってきます。

gTLD

万人に公開されているトップレベルドメイン「.com」「.net」「.org」など、なじみ深いものがこれに当たります。gTLDには取得に一定の条件が必要であったり、(制限はなくとも)目的用途が設けられていたりしますが、トップレベルドメインによるSEOの影響はありません。古くからあるトップレベルドメインのため、大勢の人々にとって違和感がなく覚えやすいというメリットがあります。

(一応)意味を持っている

現在は自由に取得できるようになっていますが、「.com」 はcommercial(商用)、「.net」はnetwork(ネットワーク)、「.org」はorganization(非営利団体)、「.biz」はbusiness(ビジネス)を差し、それに向けて提供していたという背景があります。

ネットに関するサイト(サービス)なら「.net」、ビジネスに関するサイトなら「.biz」など、目的に合わせて使用できるとカッコいいドメインになるはずです。

メリット
  • 「ドットコム」や「ドットネット」という響きはインターネットに詳しくない人でも聞きなじみがあるため覚えやすい
  • 比較的安価に取得できる
デメリット
  • あまりに汎用的すぎるため、企業サイトには向いていない
  • 意味のある英単語は先に取られている場合が多い

こんなサイトにおすすめ

  • 個人運営のサイト
  • アフィリエイトや広告収入目的のブログ
  • 汎用性を求めるなら「.com」
  • ネット関係のサービスなら「.net」など

私もいくつか自分でメディアサイトを持っていますが、小規模なものは「.com」や「.net」を使用しています。

ccTLD

国別コードトップレベルドメインと言い、国別に割り当てられるトップレベルドメイン。日本なら「.jp」中国なら「.cn」アメリカなら「.us」などです。これらを別の国に住む人が取得できるかどうかはそれぞれのトップレベルドメインにより異なります。

「.jp」は日本に住所を持つ人しか取得できないという決まりがあります。SEOに影響はほぼ無いですが、第三者から見て「日本に住所がある」というのは安心感がありますし、URLを見ただけで「日本のサイト」ということが一目で分かります

さらに、企業サイトや法人のメールアドレスでよく見る「.co.jp」これは、日本に籍を置く法人格しか取得ができません。さらに、一つの企業につき一つしか取得できないという制限があります。法人の持てるドメインとしてはこの上ない信頼性があるので、企業サイトならほぼ一択だと思っています。

企業のサイトは「.co.jp」、同名のブランドサイトは「.jp」で分けてたりする会社も多いですね。

また他国のトップレベルドメインでいえば、 メッセージアプリとして馴染みのあるLINEはモンテネグロの「.me」、IT系(特にエンジニア系)のサービスはイギリス領インド洋地域の「.io」を使っているのを良く見かけます。

余談ですが、ツバルという国が「.tv」というccTLDを他国に有料で公開することによってテレビ系からのドメイン利用需要が殺到し、国家経済を立て直した話は有名だったり…。恐るべしドメインの力。

信頼度で選ぶなら「.co.jp」「.jp」

ccTLDは日本企業や日本国内向けのサービスであれば「.co.jp」「.jp」がおすすめです。

一方、他国が提供しているものは、あくまでその国のドメインです。「.in」や「.me」などは汎用的な用途で広まっており、検索エンジンにも「ジェネリック トップレベルドメイン」(特定の地域に関連付けられていないドメイン)として認識されています。それ以外のものに関しては“ドメインに関連する国のサイト”として認識される場合があり、注意が必要です。(大体自動で認識してくれますが)

参照:多地域、多言語のサイトの管理
参照:ページのローカライズ版について Google に知らせる

同様に一般ユーザーからの印象にも影響があるため、事業サイトなどは慎重に選ぶことをおすすめします。他国ドメインにはスパムのイメージが付いていたりする場合があるので…。

メリット
  • 「.co.jp」「.jp」は信頼性が高い
  • 「.in」「.me」などドメインに意味を持たせることができる
  • 種類が多いため空いてる単語が見つかるかも
デメリット
  • ドメイン対象国によっては取得できない場合がある
  • gTLDに比べると高価なものが多い
  • 日本国内がターゲットのコンテンツの場合、検索エンジンからの認識に注意
  • 安易に他国のものを取得すると信頼性が落ちる

こんなサイトにおすすめ

  • 日本の企業サイトなら「.co.jp」
  • 日本人向けのコンテンツ、サービスなら「.jp」
  • トップレベルドメインと組み合わせて、提供しているサービスやコンテンツを表現できるとスマートで分かりやすい

私も「.jp」のブランド感?がお気に入りなのでこれを取得してこのブログで使用しています!

新gTLD

先述したgTLDの中で比較的新しいものが新gTLDと呼ばれています。

「.tokyo」「.work」「.red」など地名や意味のある英単語などと組み合わせたドメインが取得できます。これのメリットは、URLを見ただけでどんなサイトなのか予測がつくことと、検索エンジンに単語として認識されるためSEOキーワードとして使えることです。

ですが、日本語圏だと恩恵がなかなか受けにくい面もあり、SEOキーワードとして使えるのは一部かなとも思っています。

ただし、何を扱っているサイトなのかということはURLを見て一目で分かりますので、取り扱うコンテンツによっては有益だと考えます。
「http://xxx.com」と比較して例えていくと、バイク販売のオンラインショップなら「http://xxx.bike」、横浜エリアの街コンサイトなら「http://xxx.yokohama/」、wiki形式の情報サイトなら「http://xxx.wiki」などサービス名と組み合わせて、取り扱っている商品やターゲットエリアなどを用いてどんなコンテンツなのかを印象付けることができます。

価格はピンキリ、使いどころが重要

比較的新しいgTLDドメインであり、今も続々と新たなものが登場しています。そのため、空いている単語が多く、狙ったキーワードで取れる可能性が高いです。価格は安いものは100円以下~高いものは10万円以上かかります。値段はトップレベルドメインにより異なりますので各ドメインサイトで確認すると良いかと思います。

安いものはランニングコストを抑えらるので、低品質なまとめサイトやスパム業者が数多く使用しています。そういった面で一般ユーザーから良い印象を持たれていない可能性があるので、事業サイトとして採用する場合には自サイトのコンテンツに適したトップレベルドメインかどうかを的確に判断する必要があります。

なじみが薄いので、そもそもウェブURLとして閲覧者が認識してくれない場合もあるためURLを載せる時には表記の仕方にも気を使った方が良いです。また、綴りが複雑な単語をトップレベルドメインに選ぶと入力ミスが多くなるので、直打ちさせるシーンは極力避けたいところ。

メリット
  • 狙ったキーワードでドメインが取得しやすい
  • SEO対策としてキーワードをドメインに盛り込める
  • 取り扱いのコンテンツが分かりやすい
  • 比較的安価なものが多い
デメリット
  • 低品質なサイトが採用していることが多い
  • なじみが薄い
  • 綴りが複雑だとユーザビリティが低下するかも

こんなサイトにおすすめ

  • 専門的なコンテンツを扱うサイト
  • オンラインショップなら「.shop」
  • 個性を出したいサイト

おわりに

かなり長くなりそうだったので所々細かい説明は省いてあります。昂る情熱にまかせて赴くままに書き連ねたので、後日もう少し分かりやすく書き直すやも…。

最後に好きなドメイン取得業者を紹介して終わります~。

好きなドメイン取得サイト

バリュードメイン

今もバリバリ使っている取得業者です。以前はコントロールパネルが見難くてあまり好きではなかったのですが、リニューアルしてから操作もしやすくなり心惹かれたので手持ちのドメインを移管して使っています。

このブログが設置してあるコアサーバーの管理も一緒にできるのでらくちん。

DNS設定が割と細かくできるので重宝しております。
新しくドメインを取るときはいつもここです。

ムームードメイン

ムームードメインは初めてドメインを取った時に使った業者です。当時高校1年生だったのですが、その歳でも使えるくらい簡単でした。最近サイトを改装したようでかなりデザインがすっきりしていました。コントロールパネルに入ったらマイページは変わってなくてがっかりしたけど…、しばらくしたら変わるのかな?

ロリポップやカラーミーなど、GMOペパボ系のサーバーと併用するなら一番適しているはず。ホームページとかよくわからないけど自分でできることは自分でやりたい、という方はGMOペパボのサービスがシンプルで分かりやすいのでおすすめです。

お名前.com

ちょっと番外編。好きか?と問われたら「普通」と言ってしまう。けれども、他人におすすめするならここをすすめる、そんな業者です。

完全に個人的なイメージですが、ドメインといえばお名前.comみたいなところあります。

安い!!!(ドン!!)、さあ急げ!!!(ドン!!!)という雰囲気があまり好きではないのですが…、お得にドメインが取得できるキャンペーンをこまめにやっていたり、ドメインオークションも活発です。

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